IWAKI'S ROAD
#00.A PRESS RELEASE IN TOKYO



歴史のはじまりは、挑戦のはじまり。俳優・岩城滉一氏、宇宙へ。
「何かあったら星になる」と、家族への伝言。「地球は青かった」と言いたい。

2013年4月18日、都内某所にて「Luminox SXC SPACE ADVENTURE」記者発表会が行われた。
Luminoxが、オランダの民間人向け宇宙探索・旅行企業「SXC」から宇宙パイロット向けの腕時計の開発要請を受けたことにより、SEA(海)AIR(空)LAND(陸)に加え、SPACEという新たなステージへむかうということになった。しかし、その発表に加え世間を賑わせる事になった内容は、俳優岩城滉一氏が宇宙へ挑戦するという芸能人初となる衝撃的なニュースであった。
Luminoxが日本で発売となったのは2001年。岩城氏は芸能人としてLuminoxファン第一号と言っても過言ではない存在。そして俳優だけでなくバイクレースやあらゆる過酷なスポーツに挑戦し続けている姿は男の憧れそのものと言える。そんな岩城氏に今回「宇宙へ行ってみませんか」と話を持ちかけた時、「行きたい」という言葉に一瞬の迷いもなかったのは流石としか言いようがない。

記者発表はLuminoxの映像からはじまった。暗闇で映し出された映像は映画の予告編のようなものだった為、会場に集結した多くのメディアや報道関係者も今から始まる壮大な物語の幕開けを予感したに違いない。
この日の為にスイスから駆けつけたLuminox本社のマーティン・グロッセンバッハー氏(写真左)による、Luminoxの今までの軌跡から今後の展開の説明、そしてこのプロジェクトの発起人でもあるオランダSXC社のマイケル・モル氏(写真右)による宇宙旅行事業の説明が行われた。岩城氏も実際に行うトレーニングの話や宇宙旅行の話だけでなく、マイケル氏の話は今までまるで想像もできなかった宇宙という空間が、より身近なものだと感じさせてくれる夢のような話であった。
最後に岩城氏が登壇し、マイケル氏からの宇宙旅行チケットの贈呈が行われた。本人にはサプライズで、マイケル氏から岩城氏の名前入りの1/16サイズの機体モデルを彼にプレゼント。その出来事に喜ぶ岩城氏の姿はまるで、とても無邪気な少年のようであった。
その後のトークショーで、MCからの家族は反対しなかったのかという質問に対し「もしも万が一何かあったら、パパは星になるよ、と言った」という発言には、報道陣からも思わずおーーというどよめきが起こるほど。改めてその圧倒的な男の憧れとしての存在感を目の当たりにする事となった。


岩城氏が実際に搭乗する機体、内容とは

SXCは、宇宙旅行を提供するにあたって2種類の宇宙船を使用する。2014年から開始するLynx MarkⅠは宇宙の淵である60kmまでフライト。そして2015年に予定している2番目の宇宙船MarkⅡは100kmを超えた地点まで。
今回岩城氏が挑戦するのはまず第一弾として発進するMarkⅠとなる。いわゆるスペースシャトルを含む従来の宇宙船とは異なりロケットエンジンのスイッチをおもいのまま切り替えられるユニークな離着陸を備えている。単純に滑走路から離陸し、フライトの後再度滑走路へ着陸するだけ。パイロットと2人乗りの為、副操縦士のような形で隣に座り離陸に関するチェックリストを一緒に確認する。発進して間もなく、あっという間に加速し上昇。1分以内には音速に達し、MarkⅠはマッハ2という通常の戦闘機パイロットでさえ経験することのないマッハの世界へ至る。間もなくして、宇宙の広大さと完全な沈黙が訪れ、エンジンが止められ、巨大なキャノピーを通して無音の景色に身を委ねる。無重力状態になるのは4分~6分という短い時間。美しい地球、光り輝くブルーに包まれた、どんな画家でさえ描くことのできない、そしてどんな写真でも決して捉える事のできない地球だ。MarkⅠは、たった45分という飛行時間。 その限られた時間の中で人間は一体どれだけの印象を受け止められるのだろうか。


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